エイジング【80歳以上の若者が暮らす島】7話ネタバレ

エイジング―80歳以上の若者が暮らす島―

 

妻である美月、息子である幸介の事を思い出していく八武崎。彼はここで死ねない事を考えていく。

 

「若返ったこの身体であの尖り耳の男に2人を殺した報いを受けさせるまでは…」

 

底力を見せていく八武崎。間一髪でトラックを躱して老婆と共に助かる。トラックの運転席を確認すると老いた姿の人間が運転をしていた。

 

「やっぱり今の事故も実年齢に戻った奴が原因じゃねぇか…」

 

最初にアムリジンが原因だと周囲を煽った帽子男がここでも出しゃばって来る。

 

「きっとソイツもアムリジンを飲み忘れたせいで若返る前に戻ったんだ」

 

リコは帽子男に怒る。
皆を不穏で煽るような事はやめろと…。そして彼女のカバンと薬を返しなさいと告げる。しかし、帽子男は返す気がなかった。さらにある情報を周囲に周知させていく帽子男。

 

「知ってるか?今日から二日間、歓迎祭の間は薬が支給されないんだ」

 

再び周囲を煽っていく。
立ち去ろうとする帽子男を引き止めるリコであったが周囲がざわつき始めていく。

 

「今の人の言う通りじゃないか…だってあの運転手…実年齢に戻ってるぞ」

 

帽子男の言葉が周囲の不安を増幅。アムリジンの取り合いが生まれていく。

 

「まずいわね…この雰囲気」

 

続いて奥から火柱があがり、炎に包まれた2人の男女が現れる。姿は既に老人、老婆になっていた。

 

燃え尽きていく2人。
そんな姿を見た周囲の人間達…パニック状態に陥って一斉に広場から立ち去っていく。真意不明の情報には踊らされないリコと八武崎。

 

そんな人混みの中に尖り耳の男はいた。

 

彼は八武崎に気付く。

 

「へぇ…彼もここに居たんだ…八武崎瀧郎だっけ…」

 

彼のことを覚えていた尖り耳の男。ここで第7話は終了。

 


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