エイジング【80歳以上の若者が暮らす島】6話ネタバレ
突然、身体年齢20歳の女性が老け込んでいく。その過程を目の前で確認していく八武崎。
女性はそのまま老婆の姿になって倒れ込んでしまう。彼女のバッグを見つめる一人の男性。空中にドローンが飛んでおり、その模様を撮影。とある管理室へ映像が飛ばされていた。
「始まったみたいだね」
「はい」
謎の黒ずくめの男ときっちりとしたスーツを着た男。黒ずくめの男は語る。
「人の心をコントロールするには恐怖心と情報操作が必要なんだ」
「今世でも王様でいたいんだろう?」
狂気に満ちた言葉を並べ立てていく黒ずくめの男。彼は立ち上がって次の場所へ移動していく。その際、耳が描かれる。尖っていた。
一方、広場はいきなり一人の女性が老婆になった事で不安が押し寄せていく集団。
一人の男が彼女のカバンを持ち出して、老婆になった仮説を説明していく。女性はアムリジンを3日前から1錠も飲んでいなかったのだ。この状況からアムリジンを3日飲まないと身体が老婆に戻ってしまうと語気を荒げていく男。
ざわつく周囲。
「コレってそんなに大事なものなの…?」
「精神安定剤みたいなものだと思ってた」
さらに奥から一台のトラックが現れる。八武崎はスピードを上げて来るトラックに危険を感じる。トラックは暴走。人混みの中へ突っ込み、スピードを緩める気配もない。
何人かがトラックに撥ねられていく。
「こっちに来る!」
八武崎達の方へトラックが距離を縮めてくる。老婆になった女性を抱きかかえて逃げようとする八武崎。
目覚めた老婆は突然、奇声をあげて暴れだしていく。
「早く急いで!」
リコが八武崎に叫ぶ。八武崎の眼の前までトラックが迫っていた。ここで第6話は終了。